2025.4.16
ホークスビジネスパートナー総会 トークショー
ホークスビジネスパートナーズ総会にて、福岡ソフトバンクホークスの元投手・和田毅さんをゲストに迎えたトークショーが開催されました。MCは、タレントの上杉あずささんが務め、現役時代のエピソードから引退後の生活、そして今後への想いまで、多彩なトピックが展開されました。
和田さんは、「松坂世代」最後のNPB現役選手であり、2004年のアテネ五輪銅メダリスト。2003年のルーキーイヤーから先発ローテの一角を担い、同年には9年ぶりとなる新人王を満票で獲得。2011年からはメジャーリーグに挑戦し、オリオールズやカブスでプレー。2015年にホークスへ復帰し、2023年の引退までプロ通算22年にわたる現役生活を全うしました。現在は球団統括本部付アドバイザーとして活動しています。
「現役生活は長かったか?」という質問には、「長かったです」と即答。2003年のデビューから球場の名前、構造、人工芝の質まで様々な変化を見てきたと語り、特にホームランテラスの導入については「ピッチャーとしては嫌でしたが、松田選手のような打者が盛り上げてくれた」と振り返りました。
YouTubeでの活動も始め、「22年間、出し切ったから今はもう“投げたい”という気持ちはない」と話し、潔い引退後の心境を覗かせました。
トークの中では、成績不振で一時登録を抹消された際のエピソードも披露。王貞治監督から「墓参りに行ってこい」と言われ、故郷・島根に戻り心身をリセット。復帰後は無敗でシーズンを終えたという経験が語られました。また、同時期に斉藤和巳さん、杉内俊哉さん、新垣渚さんらと同じローテーションを担っていたことを「本当に恵まれた環境だった」と感慨深く振り返りました。
常に「5年後、10年後を見据える」姿勢でキャリアを歩んできた和田さん。入団当初は「40歳までは一線で投げたい」という明確な目標を持っており、それを実現した後は「若手の力になること」や「新しいことへの挑戦」を意識していたといいます。
引退の決断については、小久保監督にも事前には明かさず、「来年、投げなくていいのか?」と問われても、決意が揺らぐことはなかったと話しました。
最後には、ファンや関係者への感謝の気持ちを込めて、「いつもホークスを支えてくださり、ありがとうございます。今年だけでなく、これからもずっと応援をお願いします。今日は勝って、勝利の花火を一緒に見ましょう」と笑顔で締めくくり、会場は温かい拍手に包まれました。
和田毅氏の22年にわたる現役生活と、その中で培われた哲学が凝縮された今回のトークショー。真摯な姿勢とユーモアのある語り口で、多くの参加者にとって心に残るひとときとなりました。
AcroBats株式会社では、こうしたOBアスリートによる講演やトークショーのキャスティングを通じて、企業イベントをより価値ある時間へと導いています。今後のイベント企画に、ぜひご活用ください。

